当サイトにお越しいただきありがとうございます。このサイトは倫理的なハッカー(善良なハッカー)を推奨し、少しでも多くの方にその情報をお届けしているサイトです。
「ハッカー」と言う言葉を耳にすると、「他人のコンピューターを壊す」とか「悪いウイルスをネット上に流す」など一般的には悪い事をする人と思われがち…というか、事実、自分もそう理解していました。
しかし、それは間違えた情報なのです。ハッカーには実はいくつもの種類や目的がそんざいし、倫理的なハッキングは違法ではなく、IT業界で利用可能な厳しい仕事の1つです。 事実、侵入テストと脆弱性評価のために倫理的なハッカーを雇う多くの企業があります。
では実際にこのサイトで何が倫理的なハッカー(善良なハッカー)なのかを一緒に勉強して行きましょう。なぜこれらを知ることが大事かというと、皆さんも気づかぬうちに実はハッカーとすれ違う毎日を過ごしているからです。今やインターネットを使わない人が毎日どれだけいるでしょうか?スマホやタブレットパソコンを一日中開かない人の人口少なくなっているのが事実です。そして「結局ハッカーだから違法的な事をしているの
でしょう」とか「別に興味がない」というかたもいるかもしれませんが、ネットワークやインターネットの危険性はそれを利用している人であれば知っておく必要があるからです。当サイト初心者でも分かりやすいようにそういった情報を提供しています。
「ハッカー」とは、コンピューター技術・ネットワーク技術に秀でた勇敢なる戦士の事であり、一般的な悪く言うハッカーの意味とはまったく違うのです。そして自分が勘違いしていた悪いハッカー、情報の破壊・不正アクセス・コンピューターウイルスの作成など…不正行為を行なうヤカラを「クラッカー」と呼び、善良なハッカーたちは不愉快に思い、差別化をしているとか。
そのハッカーとクラッカーのボーダーラインって、法に抵触するかしないかとういか、たとえば他人のコンピューターに不正にアクセスする事は法で禁止されていて、これらの行為を行う人をクラッカーと呼ぶ場合が多い、しかしこれらの法がまだなかった時代は、現在ハッカーと呼ばれる人たちも悪質なデータの改ざんはしなかったとはいえ、もしかすると他人のコンピューターに侵入した経験ぐらいはあるかもしれない。
ただ、コンピューターに侵入しても、悪意のる行為を一切しなければクラッカーではないとの考え方もあるようです。
例えばステファン・ウォズニアック氏はアップル社の「もう一人のスティーヴ」。創業者でのひとりでもあるウォズ氏は学生の頃当時のクラスメイトにただで「電話が出来る箱」を売っていたとか。その後、ジョブスと個人向けのPCを作って売ることを始めるのですが、当時コンピューターなんてものは大企業や研究所にしかない大型のものばかりで、個人が所有するなんて誰も発想して無かったのではないかと語られています。そんな夢みたいなことを実現し、現在私たちの目の前に手軽に買える値段にしてしまった功績は、私たちにとって本当に有難くって偉大なハッカーだったと云えます。
まとめると、ハッカーはモノを生み出し、クラッカーは破壊する。
ということで改めて、ハッカーとクラッカーのまつわる基本キーワードをワナビーなりにまとめてみました。チョイスのセンスもワナビーということでご愛嬌頂ければなと思います。それではどうぞ!
ハッカー
ハッカー (hacker) とは主にコンピューターや電気回路一般について常人より深い技術的知識を持ち、その知識を利用して技術的な課題をクリア(なかったことに)する人々のこと。細かく分類すると、ギーク (geek)、ウィザード(wizard)、クラッカー (cracker) などもある。
『HACKERS』(Steven Levy著)などによると、一説には hack (日英米ではハッカー、その他の国々ではしばしばヘイカー、ハーケル、ヘイケルと発音)という言葉が現在と近い意味で使われ始めたのは、1960年代、マサチューセッツ工科大学の鉄道模型クラブにおいてであると言われている。現在ではコンピューター技術に長けた人物のことを指す用法がほとんどだが、もともとこの単語には本来「雑だけど、巧く動く間に合わせの仕事をする」、「斧ひとつだけで家具を作る能力のある職人」というニュアンスで日常生活でも一般に使われるものだった。
この言葉は石橋を叩いて渡るような堅実な仕事ぶりとは対極に位置するもので、機転が利いてちょっとした仕事を得意とする人物を hacker と呼ぶ。それゆえにこの言葉は、大規模な開発プロジェクトを何年にも亘って指揮してきた優秀なソフトウェア技術者に対して使用されるものではない。ハッカーとは極めて個人的な属性に基づいた呼称であり、その人物の間に合わせのアイデアや閃きを重視した言葉である。
黎明期のインターネットなど昔のネットワークでは、あえてセキュリティを突破し、侵入した証拠を残すなどの方法で相手にセキュリティホールを知らせるなど、義賊的な互助精神的文化が存在していた。この事もあり、当初ハッカーが行う行為には、技術的知識をセキュリティワークのセキュリティを突破したり、コンピューターウイルスを作成したりすることも含まれていた。
しかし、情報化社会の急速な進展に従って、悪意のためにそれらの行為を行う者が増え、社会的に問題とされるに至った今日では、この様な行為をする者を「ハッカー」と呼ぶのは誤用とされ、コンピューターを使って悪事をはたらく者をクラッカーと呼んで区別することで、ハッカーという呼称を中立的な意味で再定義しようとする試みが盛んになった。
しかし、クラッカーと呼ぶにふさわしいネットワーク犯罪者が、新聞などマスメディアにおいてカタカナ語のハッカーと表記されてしまっているのが現状であり、またこのような試みを行う者自身がハッカーではない点、さらにそれらの人々が自分の主観のみにおいてハッカー像を語る場合が多いため、再定義に成功しているとは言えない。中国においては意味と英語の音声を訳したもの黒客(読みはヘイカー)という漢字が一般的に使われている。
クラッキングの元祖は、1970年代にアメリカの公衆電話回線網の内部保守システムに介入する方法を発見した「キャプテン・クランチ」ことジョン・T・ドレーパーであると言われているが、正確にはコンピューターへのクラッキングではない。しかし、所有者である電話会社に無断で電話通話料を払わずに公衆電話回線を利用することは、セキュリティの意識が低い所有者自身にも問題があるとはいえ、このようなクラッキング行為自体は不法であるとの解釈もある。
ハッカーの本来の意味
上記に述べたハッカーの表記においては、国際的に様々な場で「本来の意味」が問われる事がある。しかしながらこうした討論を巻き起こすのは、実際にはハッカーでも何でもない自称ハッカー(往々にしてスクリプトキディやニュービーである事が多い)であり、また多くの場合この論議は、技術者をハッカーとクラッカーに二分した主観において行われ、実際に犯罪性を持つ事件と関わった人物の立場を考慮する事が行われない点においても、そうした討論自体が無駄であるという声も高い。
また、「How To Become A Hacker」(ハッカーになるための方法)の著作者であるエリック・レイモンドによると、「ハッカー」とは何かを創造するものであり、クラッカーとは何かを破壊するものであるとのこと。また、「ハッカー」であることを声高に名乗るものほど「クラッカー」である可能性が高いとも語っている。
語源
もとは英語のhackで、「たたき切る」「切り刻む」「耕す」などの意味を持つ。また、天水農法の一つにハック耕というものが存在する。ハック耕とは、森の一角を皆伐し、森を焼いてミネラルが豊富になった地面に棒で穴をあけ、そこに作物の種を植える。後は天水(自然に降ってくる雨水)を頼りにして作物が実るのを待つ、という原始的な農法である。
転じて、「一心不乱に殺す」、そして電子回路の設計や工作を経て、コンピューターシステムの動作やソフトウェアの機構を詳細に解析し必要に応じてプログラムを改変したりする事を指すようになった。
ハッキングとクラッキング
ハッキングの技能は元来深い知識と高度な技術を必要とするものであり、そのような技術者をハッカー(hacker)と呼び尊敬される存在であった。
しかし、中にはこれら技術を悪用する者もいた。初期には電話のただ掛けなどであったが、コンピューターが普及しだした頃からソフトウェアのコピーガード破り(および不正コピー)やウェブページの改竄をする者などが現れてきた。これらの悪用行為をクライム・ハッキング(Crime Hacking)、またはCrackingという(クラッキング参照のこと)。
悪用する者もまた、自らを「ハッカー」と称したため、ハッカーとはこのような者たちである、と言う認識が広まり、現在もハッカーとクラッカーが同一視される事が多い。
そのため、Linux, FreeBSD, Apache HTTP Serverなどのオープンソースソフトウェアの開発者たちからは、このような犯罪行為を創造的行為であるハッキングと同一視にされることを嫌う意見がある(例;Linuxの開発者リーナス・トーバルズは、その著作の中で、「ハッカーとクラッカーを混同しないで欲しい」と記している)。また、出版社の「O’Reilly & Associates, Inc (日本法人:オライリー・ジャパン)」や雑誌「PC Japan (ソフトバンククリエイティブ刊)」など、本来の意味でのハッカー・ハッキングを用語として定着させようとしているメディアも少なからず存在する。
クラッカー・ブラックハット
悪意を持ち、クラッキングを行うハッカーのことを言う。
ハッカー・ホワイトハット
善意を持ち、企業を守るハッカーのことを言う。
ハッカーにまつわる言葉
ハッカー hacker
オールマイティに様々なコンピューター技術に通じる人々の総称。クラッカーの誤用で用いられることからネットワークの知識に秀でている人物を指すと誤解している人がいるが、ソフトウェア設定(レジストリや応用ソフトの設定ファイル・隠し機能など)やプログラミングなど他の分野で高い知識を有している人物ももちろんハッカーである。また、知的好奇心でリバースエンジニアリングなどを行う場合はまだハッキングの範疇である。ハッカー以上の技術者を ウィザード wizard や グル guru と呼称する。Linuxカーネルの開発者 リーナス・トーバルズは、しばしばグルと呼ばれる。クラッカーと混合されており、その区別のため生産的な(善意的な)ハッカーをホワイトハットハッカーといいクラッカーをブラックハットハッカーと区別することがある。
クラッカー cracker、kracker
情報の破壊や不当な複製、アクセス制御の突破など、不正な利用を行う者に対する総称。主にコンピューターウイルスのような不正行為を目的とするアプリケーションを作成したり、リバースエンジニアリングを悪用する場合は、クラッカーに含まれる。なお、リバースエンジニアリングを悪用する者を「kのクラッカー」として区別する場合がある。
アタッカー attacker
アクセス制限の突破やその制御機能の破壊を特に好むクラッカー。インターネット上のサーバ等のバグを不正目的において探す者、DoS攻撃などの物量攻撃を行う者などを指す。
ヴァンダル vandal
アタッカーのうち、広義の荒らし(ヴァンダリズム、vandal、vandalism)をする者をこう呼ぶことがある。インターネットなどのネットワークを主な標的とし、機能そのものを直接的に破壊するのではなく機能(含まれる欠陥を含む)をそのまま使って情報のやり取りを阻害する者。DoS攻撃やメールボム、スパム投稿などを行う。後述するスクリプトキディであることも多い。
フリーカー phreaker
電話回線に精通するクラッカー。送話器から一定の周波数を送信したりクレジットカードを悪用したりして不正な通話を行う者などを指す。
スクリプトキディ script kiddy
不正行為において、他者の真似事を好むクラッカーの総称。不正目的に作成されたアプリケーションの利用者、不正に複製された商用アプリケーションの複製者及び配布者など。マスコミで報道される多くの事件においての首謀者は、往々にしてスクリプトキディであることが多く、後述するワナビーであることも多い。
ワナビー wannabe
コンピューターのうち、特にパーソナルコンピューターにおいてのハイレベルユーザーであるとともに、不正行為にある程度興味を持つ人物、もしくは知ったかぶりをするような人物。元は、「ハッカーになりたがる馬鹿」(”I wanna be a hacker”)から。日本語における俗語の「厨房」に近い意味合いで使われることも多い(この場合は、より蔑称的なヌーブ noob が使われることが多い)。不正に複製されたアプリケーション等の利用者、匿名コミュニティにて活動する自称ハッカーなど。
ニュービー newbie
コンピューター技術に興味を持ち始めた素人・学習者。「ワナビーになったばかりの馬鹿」( new wannabe )もしくは「新米」( new boy )から転じた。さらに転じてnewb,noobとも呼ばれる。ニュービーの中には好奇心からハッカーコミュニティで取るに足らない質問を連発する人がいる。これに対する対応はハッカーによって異なり、無視したり軽蔑したりする人もいれば、時間をかけて質問につきあう人もいる。その末路も様々であり、中途半端な知識の習得で満足してワナビーと呼ばれるようになる人もいれば、きちんと知識を習得して正真正銘のハッカーになる人もいる。